UP A STORM LIFE

Dear retriever, pleasure and murmur

PRIDE AND INSTINCT OF DOGS

実は先代COLEがお空に上がった瞬間を
見送ってあげる事が出来なかった。


手の届くところにいたのだけど
ちょっとだけ離れた時に

COLEは駆け足で神様のところに。


その事をずっと引きずっていて
とても情けなく、
すごく後悔していて
まだその時は離脱していなく
ちゃんとお別れが出来たよと

自分には言い聞かせていた。

 

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前日は朝からサードオピニオン。
診断結果を心にとめ、
今後のQOL計画をまとめていたその夜に急変。すぐさま夜間緊急。


外科的対応が必須なのに

メスNGなもどかしさとの葛藤。


見ているだけの

何も出来ない自分に対してのいら立ち。

 

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未明、家に戻りたくさん不思議な事が起きた。

 

夜が明けるまで2階で仮眠。
階段かなり辛い筈なのに
家についてまっすぐとCOLEは登って行った。


後ろをまったく振り返らず

ぐんぐん上がっていった。


その時SOFYは1階のリビングへ。


2人とも振り向きもせず。
他人同士の様に玄関から左右に一目散。
毎日毎晩一緒に寝ているSOFYは来なかった。

 

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ベッドでCOLEの手をつなぎながら

眠りにはいる。
つかのまの仮眠からふと目覚めた時、
目の前にCOLEがいてくれた。


仮眠していた僕を

ずっと見てくれていたかの様に
しっかりと互いの目が合う。

 

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COLE、すごく眼力があった。


おはようと言ったら
パパ、寝られた??と聞かれた感じがした。
うん。もう大丈夫と答えた。
COLEは?と聞いたら笑顔をくれた。

その時に玄関から3号のいってきますの声。
COLEはすくっと立ち上がり

軽い足取りで階段を駆け降り
玄関先まで出て、
外で見送ることなど普段しないのに

3号と触れ合い
凛々しい姿でずっと見えなくなるまで

座って見ていた。

 

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その時もSOFYは出てこなかった。
絶対お兄ちゃんから離れないのに来なかった。

 

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そしてまた処置をしてもらう為

かかりつけの病院に。
ソファーで横になっていたCOLEは動けない。
ものの10分前に背筋をしっかり伸ばして

3号を見送ったのに顔も上げられない。

 

抱えて車にのせ、
病院について抱っこで診察台にのせ
また深夜と同じ処置をしてもらったのだが

すでに臓器癒着でほとんど効果なし。

その時のCOLE、
まったく動けないのだけど
すごく優しいお顔。
すばらしいシニアのお顔。

 

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無麻酔のその処置、
とても苦痛なのに仏様みたいなお顔。


改めて今その時の写真を見ると、
なにかに達成して充実感に包まれてる様。

 

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また夕方来る事にして病院を後に。

家に着く、
COLEは動けない。
SOFY、いつもならCOLE を押しのけて

車から降りるのだけど
なぜか車から降りず。


とりあえずCOLEを抱きかかえ家に入りリビングのソファーに下ろす。


SOFYも引き連れに車に戻った時、
出窓からCOLEが変との呼び声。

 

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COLE、
振り絞る声で叫びながら半身を起こし
2号とおかーさんをしっかり一瞥し、
出窓の方、

車がある方を見てそのまま落ちたらしい。


走ってリビングに戻った時には

すでに心拍はなかった。


気がつくとSOFYは玄関に戻っていて
リビングに入らず僕らを眺めていた。

 

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1年半以上、
僕は自分で自分をねじ伏せる様に
まだその時は離脱してなかったと
とにかく言い聞かせていた。
最後の瞬間は

ちゃんと看取れたと言いなだめていた。

 

そしてこの色々な出来事を

まとめられなかった。

 

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先日仕事先で

レイキヒーリングの方とそういう話になり

とても親身になって涙を流し聞いて頂け、
それはCOLEがお別れの疎通を

あなたと出来たと踏んだから

もうパパは大丈夫と思い
安心してお空に上がったんだよと。


その時COLE、

ちょっと高い位置で

あなたを後ろから見ていた。
すべてCOLEが描いた

エンディングストーリーなんだよと説かれた。

 

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人間の生活に深く入り込み、
人間の心情を理解しようとするこの子たち。
それを僕たちは受け入れる。
犬は家族への愛情が素晴らしく
アルファーには敬意を表し全霊をかける。
そして僕らもその愛情に対し誠心誠意答える。

 

自分が病気で弱っていても

けして泣き言を言わない。
自分が旅立った後の飼い主の心配をして、
無駄な心配をかけさせない様、健気に頑張る。
同居犬がいれば

後を託すために引き継ぎをしている。

 

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犬の本能とプライドで
弱っていく自分を

アルファーに見せないのだと言われた。


実はとてもプライドが高い犬達。
絶対辛く苦しい筈。
それを懸命に

見せない努力をしてるこの子たち。
弱くなっている自分、
病気に負けそうな自分。
家族以外誰にも見られたくない筈。


飼い主のそばで幸せに過ごせた事に満足して、
静かに穏やかに過ごさせてくれて

ありがとうと。
病気になってごめんねと。
旅立つ準備が終わったから

息を引き取ったのだと。

 

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そのタイミングをCOLEが選んだのだし
そのストーリーを完結させるように

一生懸命SOFYは

COLEのお手伝いをしたのだよと。


最後に半身を起こし周りを見たのは
そばに僕がいないのを

あえて確認したのだよと言われた。

 

つらいので

もうちょっと早く神様のところに

行きたかったけど
とにかく家にある

いつものソファーまで頑張った。
そのソファーまでパパが抱っこしてくれて

すごく心地よかったらしい。

嬉しかったらしい。
そのソファーで神様のところにいくと

COLEは考えていたらしい。


だからあなたはCOLEの事を

幸せに見送ったと思えと。

 

9年5ヶ月、
COLEとの付き合い方は

まったく間違ってなかったよと。
だからCOLEを信じ、

讃え、別れ方を誇りに思えと。

 

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とても背中が軽くなった気持ちになりました。

 

その偉大なCOLEに全てを託されたSOFYは

かなり頑張ったのだけど
まだ2歳には荷が重かった様で

半年間体調を崩しました。

 

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でも今はそれを乗り越え、
最近は

COLEもSOFYのなかに宿ってる?と思うほど
大好きだったお兄ちゃんの

仕草に似てきています。

 

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散々SOFYがCOLEを困らせてた事、
いまGYŐRにやられてて

それを受け入れてます。
しっかりGYŐRの面倒を見てくれて
COLEに勝るとも劣らない

懐のデカイねーさんになりました。

 

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そのねーさんに今育てられているGYŐR。

 

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 1歳とは思えないぐらい

全てを理解している子に育ってます。

 

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犬はすばらしいね。神秘すぎる。

僕ら汚れた人間より素晴らしい能力、
まっすぐな心を持っている。
最高なるリスペクトの気持ちと共に
これからも一緒に歩んでいきたい。

人間目線ではなく
彼らと同じ、犬目線で歩んでいきたい。

 

目線を変えれば
犬達の心が深く見えてくる。

 

どうも最近人間目線の飼い主が多い気がする。
かなり人都合の向き合い方が気にかかる。

 

犬達はすべて自分で決めている。

一所懸命に頑張っている。

 

犬達が何を望んでいるのか

謙虚な心で向き合って欲しい。
人間の方が上という

とんでもない飼い主も目の当たりにしている。

 

神秘なこの子達の目線に

すこしでも近づけられれば
良かれと思ってやっている事、
犬にはとても大変なストレスという事も見えてくる筈。

 

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.

 

 

 

 

 

 

 

EVERY DAY STUDIES


ダニ媒介のバベシアが東北、一関で発生したらしい。
かかりつけの獣医からも先日聞いていて
パンフレットも貰っていた。
本来あたたかい地域にしかいない原虫。

 

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感染症はとても怖い。
その種類、挙げればたくさんあり
よく耳にする物も、
初めて聞いたり読めない漢字の物もある。

 

ノミ、ダニ、シラミに関する外部寄生。
回虫、条虫、トキソプラズマフィラリアなどが
おなかの中、筋肉、心臓に入り込む内部寄生。

 

ヒトにも犬にも感染するズーノーシスという人獣共通感染症。 
寄生虫感染における内部寄生に関して
一部獣医は改めて定期駆虫を推奨。
アメリカのCDC(疾病予防管理センター)や
寄生虫学協会(AAVP)も相当以前から。

2006年にヨーロッパで組織されたエスカップ(ESCCAP)は、
寄生虫に関して飼い主が知識を持ち、
我が子、周りのコミュニティ、

全て人々や動物の健康に責任を持つようにと提唱している。

 

モキシデクチン系のフィラリア予防薬を与えている飼い主は
駆虫効果が期待できないので年4回。
イベルメクチンやミルベマイシン、セラメクチン系を使用している人は
関東だと年明けの2〜3月ごろに1回程。
どの場合も駆虫は獣医に要相談。

 

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今回の発生、
メディアでは闘犬が疑わしいとまとめている。
実際バベシア症闘犬同士での感染が多いらしい。
たしかに闘犬の飼い主、
飼い犬全てに予防対応をしていないのも知っている。
その犬を全国の会場に連れて行くのだから起こりうる。

以前よく行ってた近所のランは闘犬を飼っている。

オーナーは利用者がいない時にもちろん土佐犬をランで放牧している。

なものでそれからは一切立ち寄らなくした。

 

 

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ただ、
昨今流行りの犬連れクルマ旅。
日本全国の犬が利用する
高速道路の無料ランでも感染の可能性ゼロでは無い。

地元でも犬に対する向き合い方が色々あるように
飼い方は人それぞれ。
それが全国となると地域性や文化の違いから
躾はもちろん、
予防の価値観に温度差があるかもしれない。

 

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たとえばジアルジアに感染して下痢している子犬の便がランの土壌に浸み込み
そのシストが経口感染で他の犬に入ってしまう。
そのジアルジア、子犬の4割以上が感染しているという北里大学のデータもある。
ちなみに土壌汚染感染で代表的なのは破傷風
普段の道端にもその危険性はありえる。
匂い取りでも感染する可能性とてもある。

また感染原因の運搬。
人間の靴裏にシストが付き思わぬ所まで移動してしまう場合もある。

発生例は少ないがエキノコックスも札幌で出ている。
北海道、入山後必ず手を洗って靴や衣服に着いた土や泥は
必ずクルマに乗る前にしっかり落とすというのがルールらしい。

 

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自分が出来る事として
とにかく毎朝毎晩、
犬のチェックはもちろん、
飼い主も散歩から帰ったらちゃんと手を洗うという
初歩的な事を改めて心しないとと。
犬の足裏をメインとする体全体を拭きあげるのは言うまでもない。

場合によっては洗い流し。

とても効果がある。

 

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ズーノーシスにならないための
一番の防護は犬とのスキンシップをやめる事。
でもそれはとても難しい。
たぶんムリ。

おそらくぜったいムリ。。。

 

フィラリア予防やダニスポット、それと定期駆虫。
それは我が子を守ると同時に

飼い主もズーノーシスから
守るためもあるという事。

ちなみに獣医によってはダニスポットは首筋に垂らし

体をコーティングするので一番地面と触れる手足、

お散歩から帰って来たら拭く為効果の減少が著しいらしい。


我が子と共に素晴らしい時間を過ごすため、
犬の感染症にも最低限以上の知識を身につけ、
犬に敬意を表し
常日頃気をつけなくてはいけないと思う。
スキンシップはその褒美。

 

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いまこうしている時にも
病と闘っていたり、
手術を乗り切ってリハビリしていたり、
病理の結果で手術の日取りを待っている犬仲間もいる。
そしてお空に上がった仲間もいます。


病気は感染症だけでは無い。
犬を飼うという事は
色々な知識、常識を広く、出来得る限り深く身につけ、
間違っていない毎日の対応をとる事だと思います。

無論しつけの技術をつけるのは当然。

 

その為には真摯に話を聞いてくれ相談が出来、
経験談も含め犬話のキャッチボールが出来る仲間。

間違った事や違う事をはっきりと言ってくれる
本当の犬友達が心強い。

ただ日頃日常のしつけに関しては自分でやる事。

犬話のキャッチボール、

お互い同レベルの知識、疎通も必要。

 

それと飼い主、
こと病気、健康に関しては心配性なほどいいかもしれません。

 

 

 

LIFELONG STUDY

三つ子の魂百までという故事ことわざがある。
広義でこれを犬に当てはめると社会化教育。

 

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時期としては色々な研究結果が出ているが
犬種、個体も加味し

先進国の一部研究者が出した見解として
3週程度ではまだ感受が不十分。
12週過ぎは警戒心も目覚めてきてしまうので
概ね4週〜13週齢あたりが最適との結論。
その中でも6〜8週齢の警戒心が目覚める前、
恐怖心より好奇心が上回るその週齢が絶頂期。

 

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動物愛護法で8週齢、

56日以前のパピ引渡しはNGというのも
概ね上記の理由も大きい。

 

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記したように8週齢というのは

まだまだ絶頂期。
しかし突然環境が変わってしまうという状態を
人間の都合で作ってしまう。

 

愛護団体もその辺りはザワついている。

 

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また別な研究結果でその時期に

母親等から厳しく罰せられたり、
この個体に合わない育て方を受けた子犬は
のちに犬社会、人間社会において

絆を作りにくく、
適正な育て方で優しく育てられた場合は

友好的な関係を築きやすいらしい。


では優しく優しく育てればいいのかと言うと
甘やかし何の罰も受けなかった子犬は
躾も入りにくくわがままな成犬になる可能性がとても高いとの論文。
要するに適宜適度に罰(しつけ)を与え

自分より強い個体、
上の個体に素直従順させる教育が

必要との結論らしいです。
その時期、人間の関与だと

社会でのルールや食事、排泄などの躾がこれにあたる。

 

母親というのは適正な社会化が済んでいる
ある程度歳の離れた先住犬も入り、
親の役目は血縁関係なくその犬もやってくれる。

 

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そこまでが社会化の基礎らしく
その後13週齢(3ヶ月)以降からは
犬が一生涯の間で出会うであろう
様々な刺激を与え続け

第二次社会化を構築していく。

 

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老若男女、

騒音を含む色々な音、

匂い、

様々な年齢の多犬種。

etc。。。

要は生活に存在している全て。


犬の5感を刺激する事で物怖じせず

社交的な性格がはぐくまれてくるとの事。


それを1歳あたりまで続け

適応能力を養ってあげるのが飼い主の務め。

 

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ただ、それで終わりではなく
やはり継続的に

色々な刺激を与え続ける必要があるとの事。

 

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でないと

ストレスを溜めやすい犬になってしまい
健康、性格、行動等にも影響する。

 

自分の犬をドメスティックドックにはせず
飼い主として時間を割きたい。

 

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犬にはたくさんの経験が必要。


犬を迎えたのであれば人間同士の付き合いは
許される範囲の必要最低限でお茶を濁し、
自分の趣味は封印する覚悟が素晴らしい。

 

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趣味が欲しければ、

犬と一緒に経験を積める、

身の程にあった事柄を探せばいい。


間違っていない全霊の向き合い方であれば
互いに心が見えてきて
我が子からもより近づいてくる。

 

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お散歩だけでは社会化継続教育、
10%にも満たないと仰るトレーナーもいます。


躾もアメとムチを使い分け、
しっかり飼い主がアルファーになる事が必要。


その積み重ねた愛情がかならず見えてくる。


でも決して怒ってはいけない、躾で叱る様に。


年齢を積み重ねてきて飼い主を困らせる性格に変わらない様に。
飼い主、一緒に歩み、

我が子愛情の為に生涯勉強。

 

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頑張れば我が子とアルファ、

誰も入れない以心伝心。

 

言葉はいらない。

誰もがうらやむ素晴らしい関係が出来ている。

それは自分の努力の結果。

 

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OWNER’S MIND


大型犬を連れていると

周りのリアクションもいろいろで
あからさまに怪訝な顔をする人もいるし
怖がり泣きだす子供もいる。

 

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バイオリズムが調子悪いと
「でっけ!!」に代表されるすれ違いざまの
勝手な感想はまったく褒め言葉には聞こえず
我慢して見ないでスルー。

 

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吠えまくってくる小型犬には毎度閉口するが、
「おまえじゃ勝てないよ」
「喰われちゃうぞ」的なセリフには
飼い主をねじ伏せたい。

 

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斜めから和かに近寄って来てくれ、
しっかり低くなって

挨拶してくれる人と出会ったりすると
保護者はとても安心で嬉しくなり、
その和かが穏やかな気持ちになる。

 

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その時しっかり対応している我が子達には
これまでの向き合い方が

間違っていなかったと思う時もあるが、
どんな場合もリードは短く

何かあった時にすぐ引けるように

心は緊張。

 

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犬にとって絶対はなく、
いつどんなシチュエーションでも
リードを握っている飼い主の

心構えが大事だと思う。

 

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つい先日高速道路のSAで4匹のピッドブルが
同じSA内にいたチワワを襲い殺したという

悲報があった。
ピットブル、

色々な国や州で危険犬種に指定されている犬。
それを4匹とも1本のドッグポールに係留し
飼い主はその場を離れたらしい。
同じ犬飼として許せない。
私はドックポールの設置自体反対だし、
そこに自分の犬を係留し

その場を離れるすべての飼い主を

軽蔑する。

感情的には飼い主を極刑にしてもいいと思う。
しかしそこにドッグポールなど

無用な物を設置するから
今回の悲しい出来事もおきてしまった。

我が子のリードは離したら絶対いけない。

 

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犬の飼い方はそれぞれで、
我が子に求める感情や期待も色々。
でも大型犬を飼うという事は
同時に飼い主もたくさん勉強が必要だと思う。
色々な話に耳を傾ける

フレキシブルな気持ちも必要。
その内容を自分の頭に入れる努力も大事。

もちろんそれは健康長寿に繋がる内容もある。
その知識で我が子を躾ししっかり向き合い、
外でも恥ずかしくない犬にしていく。

犬もストレスが少なく長生きになる。

 

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犬が苦手な人をすこしでも怖がらせない心がけも必要だと思う。
リードを握りしめる力をすこしだけ緩められる時を目指し、
日々毎日の積み重ねが必要だと思う。

 

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とかく暑さが苦手な犬達を日中に連れ出せる

陽春の時期。
季節を感じに

オープンな場所に行く場合もあるが、
うちら犬飼いはどうしても

自分たち中心に考えがち。

 

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飼い主のリラックスは我が子にも伝わるから
色々な場所に連れて行くのは

賛成なのだけど、
大型犬、
飼い主一人一人の心構えがとても大事。

 

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第三者が見て、
犬に散歩させられている風に

見られない様に頑張りたいです。


犬嫌いな人から見ても
舌打ちされない様に

しっかり周りに気を配りたいものです。

 

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EARLY RISING WALK

 


1日の始まり

我が子達との朝の散歩はとても大切だと思う。

 

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犬を迎えていなかったら
この時間に歩く事
自分の場合はまず無い。

 

この子達を迎えたから
肌で四季折々も感じられる。
人としてもすごく幸せな事。

 

犬を迎えようと思う以前から
ロングコートの大型犬と

歩いている自分を想像していた。

 

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犬達も家から出てのお散歩、
たくさん感受するのでとても大事。


リビングだけ、

我が家の庭だけだと受ける刺激が少ない。

外部の情報は絶対必要。

 

今いる家庭犬、

全般的に運動も足りていない。

エネルギーが有り余って問題行動もおこす。
起こさないまでも落ち着きが無い。
ストレスもたまって

生活にも健康にも支障が出る。

性格にも影響する。

ストレスの無い生活は素晴らしいコートを作り出す。

ランに来てすぐ全開で走るのは
日頃の運動が間違えなく足りていない。

運動不足からくる筋力不足

シニアになればかならず影響が出てくる。


犬が受ける若い頃のストレスは
一生にも影響すると思う。

 

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ストレスな犬、

素直にシグナルを出してくれればいいのだけど
気づかない飼い主いるし
しまい込む犬もいる。

犬の自閉症もある。

 

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冬は日の出前に家を出て
朝日を浴びながら家に帰る。


最後は玄関までノーリードダッシュ。

二人で浮遊犬。。

 

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おおよそ4〜50分。
保護者は歩数にして5〜6,000歩ぐらい。


途中に早歩き。
トゥロットよりちょっと遅いくらい。

これで保護者も共に運動で健康。

Coffeeがやたら美味しい。


目の前のランでも少し遊んであげる。

ただランもいいけど外部の刺激も大事。

ランは同じ情報しか無い。

だから街中も歩く。

 

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夏は暑くなる前に戻るので
冬より早く5時には出発。


朝もやの中を歩くのも自然を感じられ、
大地のパワーをもらえる感じがする。
休日は車、走っていない。

 

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桜の時期になるとどうも日本中がその話題。
我が子ももちろん綺麗に撮影。

記念日、節目に限らず
季節の出来事には

しっかり残せる写真を撮ってあげたい。

 

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毎日が誕生日の我が子達。
毎年写真に写る思い出の重さや量も違う。

今年と来年ではまったく違う。


いま普通に出来る事。
犬を迎えたなら

1日の始まりは
朝の散歩から始めたい。
信頼関係を作りたい。

犬は友達じゃない。

癒しの道具でも無いし
寂しさを紛らわすおもちゃでも無い。

 

今朝、近所の神社。

桜が満開でした。

 

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25年ほど前、
子供とボール遊びしたこの場所。
その事を思い出し懐かしく、
今は犬と散歩してる自分。


25年の足跡を思い出し

早朝からゆるく感慨。

 

時間は戻らない。戻れない。


朝の時間、

忙しければその分早起きすればいいだけ。
早出の仕事、

その分早くお散歩に出ればいいだけさ。

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今できる事、

すこし無理をすれば可能な事を
我が子と共にやっていきたい。

 

思い出の重さや量だけでなく
質もあげたい。

 

今を大切に。
後悔しないように。

.

 

 

THE STARTING POINT IN A CAMP

 

 

「お兄ちゃん達、今晩泊まるんけ?
 死ぬど、しばれっから暖かくしろよ!!」
 村役場前にいたじっちゃんから言われました。。

 

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昭和60年11月22〜23日。
30年以上前。
長野県にあった

某アウトドア雑誌が発信したキャンプ場。

 

村役場の窓口が受付。
1日村民になり利用するというシステム。
ゆるい決まり事しか無かった。
勿論管理人もいない。

 

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夜の宴会も終わり、

集めた薪も明日の分を残して心細くなってきたのでほんじゃ寝よかと、、、。

じっちゃんが言ってた意味がだんだんと実感。
寒くて寒くて寝られなかった。

標高1,000mの雪山。
若気の勢いで完全にナメてた。

 

それでもお酒の酔いでウツラウツラしてたらテントの外から変な音がする。

ヨッパもあり熊だと思って
目つぶってシュラフにもぐりテントの中で寝た振り。

熊が見てないのに寝たふりしてどうする!!って話しだけど。
じっちゃんが死ぬど!!って言ってたよなと。

外は異様な静寂。
弱気な自分、違った方向に進みはじめ、
寝たふりしながら涙目。
まだいろいろやりたかったのにと。


そのうち素直に寝ちまって爆睡。
そしたら当然朝がきて。
マタギじゃないからケモノの殺気がわからない。
でも異様に静まり返ってる。

 

周りのケモノを追い払うために
意味なく威圧的に無駄な大声を出してテントを開け始めた記憶。

たぶん熊がいたら戦うつもりだったのかも。

手にはペグハンマー。

ゴム製だったけど。。

若いって素晴らしい。


そしてゆっくりと外に出たら、
いちめん銀世界。。。

 

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あの変な音は雪がテントから滑り落ちる音だったと判明。
どおりで異様に静まり返ってた訳。

小僧のヨッパ笑える。

 

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でもこの時の感動、

30年以上たった今でも記憶に濃い。
あの感動。
心も汚れてる今はもう
味わえないんだろうなとちょっとセンチ。

 

砂防もあって、
真ん中をせせらぎが流れてて
最高のロケーション。

 

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こんな素晴らしいキャンプ場、
以来出会っていない。

 

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懐かしいロッジテント。

ドームテントなんて無い。

ロッジか参天。


当時キャンプはまったくメジャーではなく
アウトドアショップなんてもの無い。
コールマンだってモロ輸入モノ。
いつも新宿の登山専門店にいってた。

 

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千曲川河川って写真に書いてあった。

タープなんて気の利いたものはほとんど無いからブルーシート。
雨の日は両脇四駆車でのブルーシート屋根必須で
センターポールは現地で拾う材木。
奥の俺の参天、今どこにあるか不明。

 

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5合目まで四駆でいけた富士山の登山道。
廃山小屋というか飯場跡だと思う。

フレンドリーな外人グループと遭遇。
彼らのノリの良さは今でも覚えてる。

 

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僕のダッツンに乗って手を広げてるボマージャック来てる外人。
ドゥービーのパトリック・シモンズにすごく似てた。
ひょっとしたらマジそうだったんじゃないかと
今でも思ってる。。

お忍びで日本に来てたのじゃないかと。
うん、そういう事にしよう。

思い出だから。。

でもたぶん軍人さん。

 

お互い言葉通じないのにこの後みんなでコーヒーブレーク。
真ん中の黒MAが自分。
身長180ぐらいある僕より左の2人は高く、
改めて外人でっけぇ〜っと、素直に負けたのを覚えてる。

目前に見たタトゥー。

無駄に焦ってすかさず敬語を使った。

通じてないのに。

 

四駆とバイク。
それとバックカントリーに憧れていた若い頃。

この頃から大型犬も頭にあったな。

毛の長い茶色や白色のでっかいワンコ。

、、いまいるね。。

 

若い頃は痛い思いもかなりしたけど。。

 

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結局素晴らしいキャンプ場。

その後のアウトドアブーム。
一時はネコも杓子もアウトドア。
鍵をかけるなんてことをしない

田舎の静かな町に都会が入り込んでしまった。
極端にモラルの無い人が増えて、
村人達の蓄えている薪を盗んだり、畑の野菜を盗ったり。。
途中のゴミの投げ捨ては勿論で、それはもう大変だったらしいです。

地元とトラブルが絶えなくなり閉鎖。

その流れというか血をひいてるのが今あるビーブリッジだと思う。

 

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昨今のようにアウトドアというスタイルが
出来上がって無い時代。

 

キャンプやるのは山登りの人とボーイスカウト

あと僕たちみたいな生粋の変態しかやってなかった。

 

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仲間でやるグルキャンは楽しいし、
高規格の至れり尽くせりや
ドッグフリーサイトのキャンプ場もそれはそれで楽しい。

でもたとえオンリードでも
こじんまり、我が子とだけで行く、
あまり周りにキャンパーがいない場所でのキャンプはすごく濃い。

我が子がそばにいて、

ちょっと強いお酒を飲みながら

焚き火を眺める。

ゆるく音楽がある。

星もたくさんある。

今年はちょっとそんな気分。

 

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EVERY DAY,IMPORTANTLY.

 

先代COLEは9歳5ヶ月でお空。

 

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血管肉腫というとても憎い病。
今の医学を持ってしても
かかってしまったら

神様に任せるしかありません。

 

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7月のドッグドックで太鼓判の健康体。


9歳になったばかりの彼、
診察台に飛び乗るくらい

足腰もバッチリでした。

 

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2ヶ月後の9月某日、

産まれて初めて御飯を拒否。

その2ヶ月後、臓器不全でお空。

 

それまでの彼は

ほとんど病院知らずの健康優良児でした。

 

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最近思うのだけれど
お別れを経験している保護者と
していない保護者には
かなり温度差が感じる時がある。

 

いつかは神様に返さなくてはならない我が子。


経験者はそれを常に考えて

現実として受け入れて、
毎日を過ごしている。
経験も知識に変え、

よりその情報を増やそうと努力をする。

スキルもあげようと日々頑張る。

 

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でも未経験者、

病気という事についても危機感が浅く、
知識も乏しい感じが見受けられてしまう。


すべて病院任せ。

もちろん病気になったり怪我をしたら
プロのお世話になるのは当たり前なのだけど
自分なりに知識を得ようとしないので
獣医の説明を聞いても納得度が低く、

理解出来なくても確認しない、出来ない。
原因も根本追究して日頃に反映させないので

再発もありえる。

仲間にもうまく伝えられない。

また。病と闘っている仲間の病状を聞いても
知識が弱いから理解出来て無く伝達出来ない。

他力本願。

 

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我が子がいつかいなくなるのは
なんとなくわかってはいるのだけど

真摯にその事を捉えずに

今が楽しければいいと。


もちろん同じ飼い主として

その気持ちもわかる。


でも日頃の危機管理感はとても必要だと思う。

 

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我が子が若い時はまだそれでいい。


7歳、8歳と年齢が上がっていくにつれ
我が子が出しているサインを
まったく気がつかない飼い主と
すぐキャッチし、

リアクションできる保護者とでは
ワンコのストレスかなり違ってくる。


私たち人間に適度のストレスは必要だけど
ワンコには何事にも耐え難い。


保護者都合での振り回しや
我が子の心を読めないギャップのストレスは

虐待に値する。

 

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毎日のスキンシップもすごく大事。


大型犬を迎えたなら、

朝晩お話しながらの

排泄の為だけでは無いお散歩は当たり前。

 

体全体をくまなく触れてあげ

異変のチェックは言うに及ばす、
お散歩から帰ってきた後の足裏の洗浄や乾燥、そしてブラッシング。
毎日の歯磨きやお耳のメンテ。

 

最低でも月一のシャンプーと

必要であればグルーミング。


この子を迎えたならやらなくてはならない事

他にも毎日たくさん。

ワンが参加できない自分の趣味、

やってる時間なんか無い。

ワンは1人で留守番、

自分だけ飲み会なんてそりゃあかん。

昼も保護者だけでランチなんて

聞いただけで悲しい。

ワンコは保護者に一途。


お腹周りや脇の下もスキンシップで仰向けに、
今時期はダニの有無も含め

しっかりと見てあげる。
そのためにも躾は重要。

どんな場合でも保護者との疎通は大事。

いかなる場合も保護者の指示は守らせないと、

時には命に関わる。

 

未経験の保護者、

もっとこの子達の一生を見つめて欲しい。

もっと経験者の啓蒙を受け入れて欲しい。

私たちよりすごく短いこの子達。

自分が癒されたいのを卒業して、

改めて我が子と向き合って欲しい人が

僕の周りにもいたことが残念だった。

 

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神様に呼ばれる順番が来るまで
ストレスフリーの健康な我が子でいてもらえるように、
大事に大切に毎日を過ごし、
1日でも多く一緒に思い出を残したい。


そのためにも尊厳を含め、
世界でどのワンコよりも

一番幸せな我が子を絶対目指す。

 

飼い主は誰よりも幸せな筈だから。

 

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