OWNER’S MIND
大型犬を連れていると
周りのリアクションもいろいろで
あからさまに怪訝な顔をする人もいるし
怖がり泣きだす子供もいる。
バイオリズムが調子悪いと
「でっけ!!」に代表されるすれ違いざまの
勝手な感想はまったく褒め言葉には聞こえず
我慢して見ないでスルー。
吠えまくってくる小型犬には毎度閉口するが、
「おまえじゃ勝てないよ」
「喰われちゃうぞ」的なセリフには
飼い主をねじ伏せたい。
斜めから和かに近寄って来てくれ、
しっかり低くなって
挨拶してくれる人と出会ったりすると
保護者はとても安心で嬉しくなり、
その和かが穏やかな気持ちになる。
その時しっかり対応している我が子達には
これまでの向き合い方が
間違っていなかったと思う時もあるが、
どんな場合もリードは短く
何かあった時にすぐ引けるように
心は緊張。
犬にとって絶対はなく、
いつどんなシチュエーションでも
リードを握っている飼い主の
心構えが大事だと思う。
つい先日高速道路のSAで4匹のピッドブルが
同じSA内にいたチワワを襲い殺したという
悲報があった。
ピットブル、
色々な国や州で危険犬種に指定されている犬。
それを4匹とも1本のドッグポールに係留し
飼い主はその場を離れたらしい。
同じ犬飼として許せない。
私はドックポールの設置自体反対だし、
そこに自分の犬を係留し
その場を離れるすべての飼い主を
軽蔑する。
感情的には飼い主を極刑にしてもいいと思う。
しかしそこにドッグポールなど
無用な物を設置するから
今回の悲しい出来事もおきてしまった。
我が子のリードは離したら絶対いけない。
犬の飼い方はそれぞれで、
我が子に求める感情や期待も色々。
でも大型犬を飼うという事は
同時に飼い主もたくさん勉強が必要だと思う。
色々な話に耳を傾ける
フレキシブルな気持ちも必要。
その内容を自分の頭に入れる努力も大事。
もちろんそれは健康長寿に繋がる内容もある。
その知識で我が子を躾ししっかり向き合い、
外でも恥ずかしくない犬にしていく。
犬もストレスが少なく長生きになる。
犬が苦手な人をすこしでも怖がらせない心がけも必要だと思う。
リードを握りしめる力をすこしだけ緩められる時を目指し、
日々毎日の積み重ねが必要だと思う。
とかく暑さが苦手な犬達を日中に連れ出せる
陽春の時期。
季節を感じに
オープンな場所に行く場合もあるが、
うちら犬飼いはどうしても
自分たち中心に考えがち。
飼い主のリラックスは我が子にも伝わるから
色々な場所に連れて行くのは
賛成なのだけど、
大型犬、
飼い主一人一人の心構えがとても大事。
第三者が見て、
犬に散歩させられている風に
見られない様に頑張りたいです。
犬嫌いな人から見ても
舌打ちされない様に
しっかり周りに気を配りたいものです。